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お彼岸とは・・・お彼岸いろいろ

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お彼岸は春と秋の2回あり、春分・秋分の日中日(ちゅうにち)とし、前後3日合わせた7日間をいいます。ご先祖様や自然に感謝をささげる仏道精進の期間で日本独自の仏教行事です。お彼岸にはお寺の法要やお墓参りに行き、亡き人へ思いをはせ、感謝のまことをささげます。

 

古くは聖徳太子の頃から始まったとも云われ、古い記録では『日本後記』の「延歴二十五年三月辛巳の条」に、「奉爲崇道天皇。令諸国国分寺僧春秋二仲月別七日。讀金剛般若經」とあり、崇道天皇(早良親王)の供養の為に諸国の国分寺の僧を集め、法要をしたことが記され、彼岸のはじまりとする説もあります。農耕文化の日本では古来より、昼夜の時間が同じで、真東から太陽がのぼるこの時節に自然の恵みに対する感謝をささげる風習があり、これらと仏教の教えが結びついたと考えられています。

「彼岸」言葉の意味

彼岸とは、「彼の岸」すなわち「悟り、涅槃の境地」を意味し、その語源は、サンスクリット語「パーラミター(波羅蜜多)」の漢訳語「到彼岸」からきています。煩悩と迷いの世界である「此岸」から悟りの世界「彼岸」へ到達するために、「六波羅蜜」の修行を行ないます。彼岸はその修行をするための期間でもあります。※六波羅蜜(ろくはらみつ)とは布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧という六つの実践徳目

お彼岸にはお墓参りをし、お花や線香を供え、真心の合掌を捧げる修行が大切ですが、お参りは一度行ったら、後はほったらかしにするのではなく、彼岸参りに限らず何度でも繰り返し行なうことが肝心なのです。また菩提寺は、故人の追善供養を行なう役割も重要ですが、檀家さんの相談事も聞いてくれますので、お彼岸参りの際は、ご住職に一言ご挨拶されるのも良いことだと思います。

また、お仏壇の掃除はもちろん、仏具などもきれいにして、お花もかえます。花は樒(しきみ)(香の花)が普通で、また季節の新しい花をさしてあげれば、より一層良いことです。おはぎ(ぼた餅)を供え、団子やお霊供膳(れいぐぜん)、珍しいお菓子、果物をお供えするのも良いことです。

お寺参り

お寺へは、ご本尊さまやご先祖さまにお餅、お菓子、果物などを供えてお参リします。また、お墓参リをして彼岸報恩の行事といたします。遠方でとかく御無沙汰がちの方は、ぜひお彼岸中にお寺やお墓にお参りいたしましょう。

お彼岸 いろいろ話~その1  「ぼたもち」と「おはぎ」

春の彼岸にお供えするのは「ぼたもち」、秋は「おはぎ」、どちらも同じものですが、それぞれ季節の花「牡丹」と「萩」にちなむものです。時節によってその呼び方が変わるのは、四季のうつりかわりに敏感な日本人の豊かな心の表れといえるでしょう。

実は花の名前だった!? “ ぼたもち ”と“ おはぎ ”

“ぼたもち ”、“おはぎ ”って?ぼたもち(牡丹餅)とは、うるち米と餅米を混ぜて炊き、米粒が残る程度について俵状にまるめ、あんをまぶした物。甘味を口にする機会の少ない時代にはごちそうであり、来客のもてなしや田植えの後の寄り合い、子供のおやつ、また法要の際などに供されました。

 

つぶあん

同じ食べ物を、材料の調理の仕方で呼名が、ぼたもち(牡丹餅)、はぎのもち(萩の餅)、またおはぎ(御萩)とも呼び、ぼたもちとはぎの区別はしだいに薄れてきています。春─牡丹餅(つぶあん)春の彼岸に、神仏や先祖への供物とされた小豆あんの様子を、牡丹の花に見立てたことからの呼名。秋─御萩(こしあん)牡丹餅と同じく、小豆あんの様子を秋の彼岸の時期に咲く萩の花に見立てたことからの呼名。

こしあん

 

お彼岸 いろいろ話~その2  「彼岸花」

秋の彼岸になると、田んぼや畑に咲き乱れる彼岸花(ひがんばな)。別名、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)ともいわれ、燃えるような真紅の花は目をみはるものがあります。子どもの頃、彼岸花を「さわってはいけない」とか「もって帰ると火事になる」などと言われた方も多いと思いますが、それは球根に毒性があるということと関係があるようです。毒は有るものの、非常時には薬になったり、救荒作物としての役割を果たしたそうです。また、あぜ道に植えると、毒によりミミズが生息せず、ミミズを餌とするモグラも近寄らないとか。稲作の伝来ととも日本の各地に広がりました。

まとめ:最後まで、読んでいただいてありがとうございます。今回も仏事ごとのお話しをさせていただきましたが、日本にも宗教はいろいろとございます。一人では生きていけないからこそ、このような感謝の気持ちや人と人とを結ぶ気持ちを大切に、協榮式典では葬儀というかたちで社会に貢献していきたいと考えております。弊社の葬儀は所沢市を中心に施行してまいりましたが、施行した方のご縁があって近隣市内の方のご葬儀も施行させていただいております。これからもいい葬儀を続けて参ります。

 

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